2024年5月27日 08:00
山田孝之×仲野太賀ダブル主演、映画『十一人の賊軍』11月公開決定 笠原和夫幻のプロットを『孤狼の血』チームが映画化
![『十一人の賊軍』ビジュアル (C)2024「十一人の賊軍」製作委員会](https://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexpub%252Ffeed%252FLP_P_PIA%252F2024%252FLP_P_PIA_997f564c_7039_44d9_a075_8b0b67fcb14f%252FLP_P_PIA_997f564c_7039_44d9_a075_8b0b67fcb14f_112d4a491c42694f1252_1.jpg,small=600,quality=80,type=jpg)
(C)2024「十一人の賊軍」製作委員会
山田孝之、仲野太賀のダブル主演で贈る映画『十一人の賊軍』が11月1日(金) に公開されることが決定した。
『日本侠客伝』シリーズ、『仁義なき戦い』シリーズなどを手掛けた脚本家・笠原和夫が1964年に執筆した幻のプロットを、企画・プロデュースの紀伊宗之と白石和彌監督、脚本の池上純哉ら『孤狼の血』チームが受け継ぎ、映画化。
舞台は1868年、「鳥羽・伏見の戦い」を皮切りに、15代将軍・徳川慶喜を擁する「旧幕府軍」と、薩摩藩・⻑州藩を中心とする「新政府軍=官軍」で争われた“戊辰戦争”。その戦いの最中、新発田藩(現在の新潟県新発田市)で繰り広げられた歴史的事件・奥羽越列藩同盟軍への裏切り=旧幕府軍への裏切りのエピソードをもとに、捕らえられていた11人の罪人たちが「決死隊」として砦を守る姿を描く。
笠原は「勝てば官軍、負ければ賊軍」という言葉の通り、勝った方が全て正しく、勝敗によって善悪が決まるのが当たり前の時代に“果たして勝つことだけが正義なのか?”と一石を投じるべく、憎き藩のために命をかけて砦を守らなければならない罪人たちの葛藤を構想した。しかし、当時の東映京都撮影所所⻑・岡田茂は物語の結末が気に入らずボツに。