2021年6月20日 07:00
六角精児、高嶋政伸、要潤……『華麗なる一族』のカギを握る“クセ者”たち
東京事務所に所属する者は“忍者部隊”とも呼ばれる、いわば影のゲームメーカー。どんなミッションも手際よく遂行する大介の右腕だが、その本性は?芥川を演じる高嶋政伸が、大介への忠誠、任務への責任、そして銀行への愛憎といった複雑な心情を表現している。
要潤が演じる美馬中
もうひとりのキーパーソンが、要潤演じる国家予算を司る大蔵省主計局次長・美馬中だ。銀行局の動向も掴んでおり、大介に銀行再編の動きをいち早く伝えた張本人でもある。何より、万俵家の長女・一子の夫として、大介に最も近い位置におり、クライマックスに向けて、要の気迫あふれる演技も見逃せないポイントだ。
6月20日に放送される第9話では、大惨事となった阪神特殊製鋼の高炉爆発事故をきっかけに、物語はクライマックスに突入。綿貫、芥川、美馬という立場の異なるクセ者3人の暗躍にも拍車がかかる。今後の阪神特殊製鋼への融資について緊急会議が行なわれる大同銀行では、綿貫ら生え抜き派と三雲ら日銀派の対立が深刻化。それを聞きつけた大介は綿貫を京都に呼び出す。
既に放送・配信がスタートしている本作だが、WOWOWオンデマンドではアーカイブ配信を行っており、今からでも第1話から視聴が可能。