2022年7月18日 07:00
舞台『呪術廻戦』開幕! ダークな演出から舞台ならではのコミカルなシーン、魅力的な楽曲たち
五条悟役の三浦涼介、夏油傑役の藤田玲という実力派によるのびやかな歌声も見事だったが、個人的に真人役の太田基裕、吉野順平役の福澤希空(WATWING)の歌唱力の高さにも驚かされた。
ダークでシリアス、想像力をかきたてられる演出から、舞台ならではのコミカルなシーン、魅力的な楽曲たちと見所満載な舞台『呪術廻戦』。7月31日(日) まで東京・天王洲 銀河劇場、2022年8月4日(木)~8月14日(日) メルパルクホール大阪にて上演される。
取材・文=中村梢
キャスト&スタッフ開幕時コメント全文
■脚本 喜安浩平
分厚い0.5の壁を飛び越えるため、現場にはきっとたくさんの研鑽や試行錯誤の時間があったことと思います。思いも時間も目には見えませんが、折り重なって折り重なって溢れた時、未だ見ぬ形を得て世界に現れると言います。それが呪いか作品か、この目で確かめてみるまでわかりません。これまでも私たちはいくつもの得難い時間を体験してきました。今作もそのひとつであれと強く願っております。誰かを支え、突き動かす、仄かな希望の形として。
■演出 小林顕作
驚くほど面白く、怖く、悲しく、切ない作品に仕上がりました。