くらし情報『まるで映画のようにドラマチック! 激動期の日本映画界を活写した『社長たちの映画史』が出版』

2023年2月11日 12:00

まるで映画のようにドラマチック! 激動期の日本映画界を活写した『社長たちの映画史』が出版

中川右介著『社長たちの映画史 映画に賭けた経営者の攻防と興亡』(日本実業出版社)


戦後の激変期に日本映画界を生きた映画人たちの、激烈な姿を生々しく描いたノンフィクション『社長たちの映画史』(日本実業出版社)が、このほど刊行された。

映画界を牽引した5大映画会社の社長だけでなく、三船敏郎、石原裕次郎、勝新太郎、中村錦之助といった、所属会社から独立して映画制作を手掛けた大スター俳優たちの社長としての姿も映し出す、業界トップの「攻防と興亡」に着目したこれまでにない視点の日本映画史だ。

著者はぴあアプリの水先案内でもおなじみの作家・編集者 中川右介さん。本作は、これまでの著書『市川雷蔵と勝新太郎』、『角川映画 1976-1986』、『アニメ大国建国期 1963-1973』と同様、膨大な資料から時代を活写する歴史よみもの。

戦後、映画は娯楽の王様だった。映画館に足を運んだ人の数が1年間で11億2745万人と過去最高になったのは1958年。2022年の約10倍におよぶ。当時の主要な映画会社5社、東宝、松竹、大映、東映、日活は、2週間に2本のペースで新作を自社の映画館チェーンにて公開していた。
もちろん外国映画はロードショー館などで上映されていたが、映画興行の中心は日本映画だった。

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