2022年11月28日 07:00
みんなPFFスカラシップから羽ばたいた!李相日、荻上直子、石井裕也3監督、それぞれのデビュー作と最新作を2本立てで上映する、目黒シネマの特集企画が開催決定。
映画は、プロの俳優、プロのスタッフが参加して作られる。
荻上直子監督のスカラシップ作品は『バーバー吉野』(2003年)。もたいまさこが床屋のおばさん役、そこにやってくる少年達のドラマだ。監督の最新作は、松山ケンイチ、ムロツヨシ、満島ひかり、吉岡秀隆が出演した『川っぺりムコリッタ』(2021年)。
『バーバー吉野』(C)PFFパートナーズ
李相日監督のスカラシップ作品は『BORDER LINE』(2002年)。沢木哲、村上淳、光石研出演のロードムービー。最新作は、広瀬すず、松坂桃李のW主演『流浪の月』(2022年)。今年の映画賞レースを賑わせる作品だ。
『BORDER LINE』(C)PFFパートナーズ
石井裕也監督のスカラシップ作品は『川の底からこんにちは』(2009年)。満島ひかり、志賀廣太郎、岩松了が出演した傑作コメディ。最新作は、尾野真千子主演の『茜色に焼かれる』。昨年を代表する作品のひとつだ。
『川の底からこんにちは』(C)PFFパートナーズ
初心忘るべからずというが、3監督にとっても思い出深い作品と評判の最新作。上映後のトークショーでどんなお話が聞けるか楽しみ。映画ファンにとってもまたとない、貴重な機会になるはずだ。