くらし情報『生田斗真「気合十分です。」全編・関西弁での音楽劇に初挑戦。ブレヒトの名作を大胆な翻案・新演出で【コメントあり】』

2022年2月25日 04:00

生田斗真「気合十分です。」全編・関西弁での音楽劇に初挑戦。ブレヒトの名作を大胆な翻案・新演出で【コメントあり】

生田斗真


作・演出・鄭義信、生田斗真主演による舞台、パルコ・プロデュース2022『てなもんや三文オペラ』の上演が決定。鄭義信、生田斗真からのコメントが到着した。

2017年上演のパルコ・プロデュース『すべての四月のために』では戦後朝鮮の小島の人々を描き感動を呼び起こした鄭義信。近作では、在日をルーツとする世界観と関西圏のユーモアが相まって、シェイクスピア作品に新たな解釈を打ち出し、古典との相性の良さを証明した『泣くロミオと怒るジュリエット』(20)で好評を博したが、今回1928年劇作家のベルトルト・ブレヒトにより上演された名作『三文オペラ』を大胆に翻案・新演出で挑む。

物語は、一見矛盾に満ちたデタラメでアベコベな世界。けれどもそれは、なにより金がモノを言う現代の本質を捉えている。これまでも様々な演出家・キャストによって上演されてきたが、鄭が選んだ今作の設定は、1950年代の大阪。原作の舞台・ロンドンの貧民街は、今回は第二次世界大戦で破壊された大阪砲兵工廠(現在の大阪城公園・森ノ宮地域にあった大規模な兵器工場)の跡地に置き換えられる。
その名も『てなもんや三文オペラ』。

<戦後>をかけぬける、アウトローたちのパワーと、<生きる>ことへの貪欲さ。

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