くらし情報『戦時下での奇跡の来日 映画『ファイアバード』初日舞台挨拶レポート』

2024年2月10日 15:50

戦時下での奇跡の来日 映画『ファイアバード』初日舞台挨拶レポート

と笑顔を見せた。

戦時下での奇跡の来日 映画『ファイアバード』初日舞台挨拶レポート


本作は、2021年、エストニアでLGBTQ映画として初めて一般劇場公開され、大ヒットを記録。本作のメッセージが大きな反響を呼び、公開から2年後の2023年3月には国会で同性婚法案が議決され、2024年1月に施行された。本作がその原動力となったことに、レバネ監督は「そもそも映画は、他者の視点を通して物事を見るというもの。社会を少しでも変えることができる力強いメディアなのではないかと思っています。共感を呼び起こす装置だと私は信じていて、この映画がエストニアで社会に影響を与えた。LGBTQに関しては、マジョリティーの皆さんにとっては大した話ではないかもしれませんが、少数派のマイノリティーの人たちにとっては人生の幸福度が大きく変わる出来事になったと思います。こうした法整備がなされたことで、私も社会の一員として認められ、私も他者と平等なのだと感じました。
社会が総合的にハッピーになることはいいことですね」と真摯に語った。

また、トムは撮影前にモデルとなったセルゲイ本人に会ったそうだが、「本作の脚本にも参加できたことは僕にとって素晴らしい体験でした。そして主人公のセルゲイ本人に会えたことも大きな体験でした」

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