2022年3月31日 17:00
田中哲司、大森南朋、赤堀雅秋の演劇ユニット第3弾。門脇麦、荒川良々をゲストに迎えて、“ケダモノ”を描く
大森僕は麦ちゃんとは初めて共演させてもらうんですけど、若いのに先輩たちをあまり許してくれなさそうな感じが出ていて(笑)、そこがいいなと思っています。
荒川僕は門脇さんとはチラシ撮影で初めてお会いしたんですけど、映像や舞台の作品をいろいろ観ているので、楽しみしかないです。
田中良々とは、『ワニを素手でつかまえる方法』(2004年)以来?
荒川そうですね。20年ぶりくらい。
田中コロナ禍以前は普段から一緒に飲んだりしていたので、そんなに久しぶりだったとは思えないんだけど、久々にできるのが楽しみです。大森僕は荒川くんとは、岩松了さんの『恋する妊婦』(2008年)以来。あのとき毎日ネギで頭を引っ叩いていた仲なので(笑)、久々に一緒にやれるのが楽しみです。
門脇私はそれこそ哲司さんとは映像でちょこっと共演させていただいていますが、皆さん初めてで。普段はわりと同世代と作品をやることが多いので、今回どんなふうになるのか、怖くもあり楽しみでもありという感じなんです。皆さんがどんなふうにお芝居を作っていかれるのか、日々勉強したいと思っています。
コロナ禍、閉鎖的な小さな田舎町で起こる人間模様
──このメンバーで、赤堀さんは今回、どんなことを描いていこうとされているのでしょうか。