くらし情報『映画『ブルックリンでオペラを』はひと筋縄ではいかない!?  魅力を語り尽くすトークイベントが開催』

2024年3月29日 14:15

映画『ブルックリンでオペラを』はひと筋縄ではいかない!?  魅力を語り尽くすトークイベントが開催

『ブルックリンでオペラを』トークイベントより


3月28日(木) ユーロライブにて、アン・ハサウェイ主演映画『ブルックリンでオペラを』の一般試写会が開催され、映画ライターの村山章、映画評論家の森直人が登壇し、トークショーが行われた。

本作はレベッカ・ミラー監督が手がける、個性豊かなキャラクターたちが織りなす一筋縄ではいかないラブコメディ。森は監督の前作である『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』のグレタ・ガーウィグが演じた主人公もかなり破天荒なキャラクターだったことを指摘し、「レベッカ・ミラー監督の作品の登場人物は、通常のコードを吹き飛ばすようなキャラクターが大量に投下されていて。いい大人が間違ったことをする様子を面白おかしく眺めるウディ・アレンスタイルですよね」とレベッカ・ミラー監督の作風を解説。

さらに「もう一方では、1930年から40年代にかけて作られたスクリューボールコメディというジャンルがあって。ハワード・ホークス監督の『ヒズガールフライデー』とか、ジョージ・キューカー監督の『フィラデルフィア物語』とかがそれに当たるんですが、エキセントリックな展開が多いんですよね。ハリウッドがそれをやめてどんどん正しいことをしようとしているところで、このニューヨークインディーズの作品が現代のスクリューボールコメディとして、滅びてきている中間的な都市型コメディを時代に合わせてやってくれているんです」

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.