東映・岡田裕介会長が71歳で死去 映画業界の顔として長年にわたり活躍
会見に登壇した際には軽快なトークで記者や俳優陣をなごませる柔和な人柄で知られる一方、“映画づくり”に対する真摯な姿勢と、困難な企画であっても実現させようと奮闘する姿は、多くの映画監督、俳優、スタッフの信頼を集めてきた。
なお、通夜・告別式は、近親者で密葬として執り行われる。お別れの会などは後日開催される予定だが、詳細は未定。
訃報に際して、多くの作品でタッグを組んだ吉永小百合、東映株式会代表取締役社長・手塚治よりコメントが寄せられた。
吉永小百合
信じられないことです。
お疲れが溜まっていらしたのですね。
これから映画の完成まで、どうぞお力を私達に与えてください。見守ってください。
吉永小百合
手塚治(東映株式会社 代表取締役社長)
本当に突然の訃報であり、驚きと悲しみに包まれ、未だ動揺のさなかであります。
まだまだご活躍をしていただきたかったし、教えて頂きたかったこともたくさんありました。
この悲報は、東映のみならず、映画産業の、日本の文化全体においても大きな損失です。我々は、この悲しみから必ずや立ち直り、岡田会長の志を継いで、東映の伝統を守り育て成長させていくことを誓います。