くらし情報『アーティスト・青木野枝と山口藍の二人展『山と空』6月4日より開催 版画と立体、異なる作品展示を通じて作家たちの内なる自然を表現』

2022年5月31日 13:30

アーティスト・青木野枝と山口藍の二人展『山と空』6月4日より開催 版画と立体、異なる作品展示を通じて作家たちの内なる自然を表現

毎日芸術賞、中原悌二郎賞受賞、2021年には芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。

山口藍(Ai Yamaguchi)
1977年、東京都生まれ。女子美術大学芸術学部工芸科織専攻で学ぶ。
98年にアメリカ・ロサンゼルスのグループ展でデビュー。
2003年に開催されたロサンゼルス個展にて、化粧品ブランドのシュウ ウエムラがスポンサーになったのをきっかけに、ブランド初のアーティストとのパッケージコラボレーションを2年間担当。国内にとどまらず、アジア、ヨーロッパ、アメリカなどにも活躍の場を広げている。
活動初期より主に、パネルを毛布や綿布で包んだ独自の支持体「ふとんキャンバス」や、和紙、貝殻、陶板などを支持体に用い、江戸時代の文化や風俗を下敷きに創作した「とうげのお茶や」で遊女として暮らす少女たちを描いてきた。書や琳派の作品、着物の紋様など日本の文化を独自に解釈し、またそこに現代の感性を取り入れながら、繊細かつしなやかな描線によって、自身が理想とする美や、愛らしくも艶やかな少女像をつくり出している。


版画工房 エディション・ワークス
1984年に設立。銅版、木版、リトグラフ、シルクスクリーン、デジタルプリントなど、伝統技法からデジタル技術まで幅広い技術を用い、国内外多数のアーティストの版画を手掛ける日本有数の版画工房。

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