くらし情報『全長90メートルに及ぶ大作でノルマンディーの四季をめぐる 『デイヴィッド・ホックニー展』レポート』

2023年7月28日 18:00

全長90メートルに及ぶ大作でノルマンディーの四季をめぐる 『デイヴィッド・ホックニー展』レポート

当時普及し始めたアクリル絵の具を用いた明るい画風で一躍トップアーティストへの座へと駆け上がった。ふたりの人物で画面を構成した「ダブル・ポートレート」は彼の代表的シリーズのひとつ。単なる肖像画の枠を超え、静謐な画面のなかに恋人や家族、親子などの二人が構築した関係性や信頼関係なども描き出すことを試みている。

ほかにも、自画像を含めバラエティ豊かな人物の肖像画が展示されている。

全長90メートルに及ぶ大作でノルマンディーの四季をめぐる 『デイヴィッド・ホックニー展』レポート

左:《両親》1977年テート蔵、右:《ジョージ・ローソンとウェイン・スリープ》1972〜75年テート蔵「デイヴィッド・ホックニー展」展示風景、東京都現代美術館、2023年(C)David Hockney
全長90メートルに及ぶ大作でノルマンディーの四季をめぐる 『デイヴィッド・ホックニー展』レポート

左:《クラーク夫妻とパーシー》1970〜71年テート蔵、右:《2022年6月25日、(額に入った)花を見る》2022年作家蔵「デイヴィッド・ホックニー展」展示風景、東京都現代美術館、2023年(C)David Hockney
全長90メートルに及ぶ大作でノルマンディーの四季をめぐる 『デイヴィッド・ホックニー展』レポート
手前:《自画像、2021年12月10日》2021年作家蔵「デイヴィッド・ホックニー展」展示風景、東京都現代美術館、2023年(C)David Hockney
1980年代に入ると、ホックニーはピカソとキュビスムに強い関心を寄せ、複数の視点で画面を構成する手法を試み始める。

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