2023年2月17日 12:00
シルク・ドゥ・ソレイユの5年ぶりの日本公演『ダイハツ アレグリア-新たなる光-』が上演中
すべてのパフォーマンスがシームレスにつながっており“退屈な時間”が1秒もない構成になっている。
そしてこの日のクライマックス“フライング・トラピス”になると、ステージ上10メートルの高さに4つのブランコが出現。パフォーマーが宙を舞う華麗さ、キャッチャーの腕をめがけて飛び移る瞬間の緊張感、成功したときに自然とわきあがる歓声と拍手……この日一番の盛り上がりを見せ、ステージはそのままフィナーレを迎えた。
シルク・ドゥ・ソレイユのステージの魅力はいくつもあるが、この日に際立っていたのは、客席との“一体感”。目の前で繰り広げられるステージを目撃し、自然と拍手や歓声があがる瞬間は、リモートや映像では決して得られない“ライブ空間”ならではの醍醐味だ。客席は家族連れや、お友達グループ、カップル、ひとりで来場した人と幅広く、終演後にその誰もが笑顔だったのも印象に残る。
会場は、本公演のために建てられたお台場ビッグトップで、グッズ・フード販売のエリアや、広いお手洗いなど設備も充実。チケットを手にゲートをくぐった瞬間から、出てくるまでストレスのない空間になっているのもポイントだ。
本公演は8日に初日を迎え、6月25日(日)