どぶろっくがツーマンライブを開催「作ってきたネタが一貫して下ネタだというのが、ここへきてロックなものに思えてもらえてる気もする」
(Photo:吉田圭子)
Text:川上きくえPhoto:吉田圭子
女性の困惑を自身への好意と捉える「もしかしてだけど」、イソップ寓話「金の斧」のパロディー「農夫と神様~大きなイチモツ~」など、下ネタを使った歌ネタで人気のどぶろっく。笑いと音楽を融合させたスタイルは数あれど、その芸風はもはや唯一無二といえる。そんな彼らが今年も、奥田民生をはじめ音楽界で名を馳せるアーティストたちとの対バンツアー『掟破りのガチンコマッチツアー』を決行。圧倒的な歌唱力とネタへのこだわりを持つどぶろっくは、その存在こそがロックなのだと誰もが体感できるステージになるだろう。
──どぶろっくはこれまでにもアーティストとの対バンはやってきてるんですよね。
江口そうですね、ツアーじゃなくて普通の対バンとか、ロックフェスに出演みたいなのはここ数年ちょこちょこやらせてもらってます。6人組の「どぶろっかーず」というバンドもやってるので。
──今回の『ガチンコマッチツアー』は昨年に続き2度目となりますが、おふたりにとってミュージシャンやバンドとの対バンはどんな意味合いのものなんでしょうか。
森ツアー自体はイベンターさんからお話をいただいたことから始まったんですけど、僕らはフェスとかライブに呼ばれる側でいることが多いので、逆に自分たちがホストになってミュージシャンをお招きしたいなというのがあったんです。