【おとな向け映画ガイド】韓国プロ野球に挑戦する『野球少女』と、ベトナム戦争秘話『ラスト・フル・メジャー』の2本をオススメ
イラストレーション:高松啓二
【おとな向け映画ガイド】
ぴあ編集部 坂口英明
21/2/28(日)
イラストレーション:高松啓二
イラストレーション:高松啓二
今週末(3/5)に公開される映画は13本(ライブビューイング、映画祭企画を除く)。全国100スクリーン以上で拡大公開されるのは『太陽は動かない』『野球少女』『ラーヤと龍の王国』の3本、中規模公開とミニシアター系の作品が10本です。そのなかから2本を厳選し、ご紹介します。
『野球少女』
高校球児に性別は関係ないはずですが、男子をイメージしてしまいます。それがプロ野球選手となれば、なおさら女子は考えにくい。でも現在、規約上では女子もあり得るのです。これは、ひたむきな女子高生が本気で男性と同じプロリーグに挑む!という韓国映画です。
リトルリーグで野球を始め、天才少女といわれ、高校でも野球部で活躍する主人公チュ・スイン。
彼女のプロへの道を阻むものは? 社会の偏見、親の反対、それもありますが、最大の壁は身体能力、体力の差でした。