「東京・春・音楽祭/川口成彦(フォルテピアノ)協奏曲の夕べ」 モーツァルトやベートーヴェンが生きた時代の響きを堪能
(C)Juan Jos_ Molero Ramos
1989年に岩手県盛岡市で生まれ、横浜で育つ。第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール第2位、ブルージュ国際古楽コンクール・フォルテピアノ部門最高位、第1回ローマ・フォルテピアノ国際コンクール優勝。フィレンツェ五月音楽祭や「ショパンと彼のヨーロッパ」音楽祭(ワルシャワ)をはじめ欧州の音楽祭にも出演を重ねる。2019年にはマスカット(オマーン)のRoyal Opera House Of Musical Artsのオープニングイベントに招かれ、王族の前で演奏を行う。
協奏曲では18世紀オーケストラ、 {oh!} Orkiestra Historyczna などと共演。またモダンピアノでは2016年にアメリカにて世界的オーボエ奏者ニコラス・ダニエルと共にプーランクの『オーボエ、バソンとピアノのための三重奏曲』の最終稿の世界初演を行っている。昨年はロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のメンバーと共に室内楽形式によるピアノ協奏曲のリサイタルをオランダにて開催した。
東京藝術大学大学院およびアムステルダム音楽院の古楽科修士課程を首席修了。
フォルテピアノを小倉貴久子、リチャード・エガーの各氏に師事。