若手育成とPNC優勝の二兎を追うジョーンズHC、「テストラグビーは勝ちたいし、勝つことに意味がある」
大学生だけではない。5人のノンキャップメンバーへの期待も口にした。
「全員それぞれに強みを生かしたプレーをしてほしい。超速ラグビーを体現するためにいかに早く順応していくか、いかにチームプレーに徹することができるかを見ていきたい」
前回のサマーシリーズに参加していなかったウルイヴァイティとマプスアについて質問が飛ぶと、ジョーンズHCは?
「エピネリはLOとしてハードワークするタフなLOが必要だと判断した。サマーシーズンは小瀧(尚弘)がいいパフォーマンスをしてくれたが、今回はエピネリをオプションとして呼んだ。マプスアはバックローに何人かケガ人が出ていて、リーチが担った4・6番のカバーにも最適だと思って招集した。マロは以前から興味を持っていたが、日本代表資格を得たということで今回呼んだ。WTBとしてマロやナイカブラというタフなランナーがいて、根塚や海老澤といったワイルドカードで活躍が期待できるメンバーがいるなど、選手層は厚くなっている」
ジョーンズHCは前回と同様に、世代交代の難題に引き続く取り組んでいく。
「日本ラグビーの次の世代がキーになる。今いる世代がトップ8、トップ4に導いてくれると信じている。