くらし情報『GLIM SPANKY、メジャーデビュー10周年を記念した日比谷野音オフィシャルレポート』

2024年4月1日 12:00

GLIM SPANKY、メジャーデビュー10周年を記念した日比谷野音オフィシャルレポート

GLIM SPANKY、メジャーデビュー10周年を記念した日比谷野音オフィシャルレポート


続いて「みんなで揺れて踊って最高のパーティーにしよう」と松尾が言い放ち「Odd Dancer」を披露。松尾は自分たちのワンマンライブのことを、“パーティー”と呼ぶ。“パーティー”には“行動を共にする仲間”という意がある。また、主体はオーディエンスにあるということや、クラウドの織り成す景色こそすべてであるということを表すために使用されることもしばしば。力強くも柔軟で、時に幻想的なサウンドスケープやグルーヴに乗って、思い思いに揺れる観客。同じ音と向き合うからこそ浮かび上がる各々の個性はまさに、“パーティー”を象徴する場面だった。


GLIM SPANKY、メジャーデビュー10周年を記念した日比谷野音オフィシャルレポート


松尾が、ステージの背景に吊るされた大きな三角の布を指して「自分たちの育った長野県の村を囲む山脈もイメージしている」と話し、「光の車輪」へ。前3曲のアッパーなノリからシームレスに優しい田園フォークの世界へと誘う、絶妙な力加減と緩急が光るビートが心地良い。次の曲も長野の緑が浮かぶような「話をしよう」。その演奏が始まると場内のあちこちから「お~っ」という声が。それもそのはず。なぜなら2016年にデジタルシングルとしてリリースされ、そのグッドメロディが人気を博すも、ライブではあまり耳にすることのなかった曲だからだ。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.