くらし情報『『けむりの軍団』上演中の新感線・いのうえひでのりを直撃』

『けむりの軍団』上演中の新感線・いのうえひでのりを直撃

その真中十兵衛(古田)と美山輝親(池田)、十兵衛が城へ送り届ける任を負う紗々姫(清野菜名)、その従者・源七(須賀健太)からなる一団に立ちふさがるは、大名の目良家最大の権力者・嵐蔵院(高田聖子)やその家臣・飛沢莉左衛門(早乙女太一)。終盤には最高にアツい見せ場、十兵衛vs莉左衛門の一騎打ちが待ち構える。

「太一の殺陣はやっぱり若手ナンバーワンでしょう。その太一に古田が追い込まれるっていうのが時代を象徴しつつ。かつては古田がビュンビュン動いていた。で、みんな昔のイメージで見てるけど、アイツももう54で26の若者とやり合うのはそりゃキツいですよ。体力の限界だと思う。でもあそこは太一や周りも盛り上げてくれるから、やっぱり頑張ってますよね」

間もなく40周年の劇団自体が“中年”に差し掛かり、劇団員たちは軒並み50代を迎えた。
彼ら、そして自分の実年齢という現実に向き合う必要を、いのうえは十分に理解している。肉体を駆使する“活劇”を謳う新感線なら尚のことだ。「ドタバタのお笑いをやっていた人がだんだんお芝居に移行していくのを見て、昔は自分も“なんだよ”って文句言ってたんですよ。でも歳取ると、自分らもやっぱりそうなるなっていう(笑)。

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