Jリーグ観戦は安心? 安全? 埼スタへ潜入した那須大亮を直撃
「サポーターがいて、スポンサーがいて、裏方がいて、選手11人はみんなの思いを背負った表現者なんだと浦和へ来て知りました」
声でチームを鼓舞することができる槙野智章 (c)J.LEAGUE
さらに選手それぞれにチームの火の点け方があると那須は続ける。
「選手それぞれチームの火の点けどころがあります。僕や槙野(智章)選手や森脇(良太/現京都サンガF.C.)選手とか声を出すタイプ。関根(貴大)選手に直接伝えたのが、『ドリブルでボールを取られても必死に取り返す姿でチームに火が点く』と。『関根ががんばっている、俺もがんばらないと』と思えるようになると。声に思いを乗せる選手がいれば、プレーで体現する選手もいます。選手それぞれの方法でチームに火をつけてほしいですね」
ホームゲームは残すところ2試合。12月12日(土)の第32節・湘南ベルマーレ戦、12月19日(土)の最終節・北海道コンサドーレ札幌戦ではどんな試合を見たいのだろうか。
「今やっているサッカーがあるし、選手それぞれの個性があります。まず勝つために戦う。タイトルも掛かっていない状況で、この試合を精一杯戦う姿勢を見せることによって、サポーターも感じるものはあるでしょう。