Zeppで魅せたロックな「さくらしめじ」 「ライブを作っているのは僕らとファンの“心”と“気持ち”」
「ここからラストスパートなんで、後悔ないようにみんなでブチ上がって行きましょう!」という言葉通り、クールで激しい『ねこの16ビート』できのこりあんたちを乗せていく。
更に雅功が「新曲やりまーす」と『わがままでいたい』を披露。ギターロックに鬱屈とした「今」を蹴り飛ばすような歌詞はどこか前向きな気持ちが感じられる。もっとひとりひとりが「わがままでいいんだ」と思わせてくれて、勇気がもらえる。
ラストは「ひとりじゃない、居場所はある」という今の時代にもぴったりなメッセージが込められた『同じ雲の下』で本編を締めくくった。
アンコールでは、ライブTシャツ「ロッ菌Tシャツ」に着替えた2人が登場。改めて「今日本当にできてよかった」と噛みしめる2人。そして雅功は「来てくれたのが嬉しい。
本当にありがとう」と感謝の気持ちを伝えた。そして、また次に会うことを約束するかのように『合言葉』をさくらしめじの2人だけできのこりあんに贈った。
雅功、彪我それぞれが手がけた曲も含めた多彩なセットリストで聴かせた今回の公演。何より、さくらしめじの「ロックな一面」は新たな魅力であることは間違いない。夜公演では「さくらしめじの秋ツアー~シイノトモシビ~」