くらし情報『過去作のオマージュなどマニアックな視点で観る『THE BATMAN-ザ・バットマン-』』

2022年7月4日 12:05

過去作のオマージュなどマニアックな視点で観る『THE BATMAN-ザ・バットマン-』

まずは今回のヴィランであるリドラー。実写映画に登場するのは3度目となる。『バットマン フォーエヴァー』(1995年)でジム・キャリーが同役を演じているが、キャリー版のリドラーはコミカルで“ブルース・ウェインになりたかった男”として描かれていた。しかし本作のポール・ダノ版はシリアスで対照的。

しかし『バットマン フォーエヴァー』と『THE BATMAN-ザ・バットマン-』には意外な共通点がある。それがバットマンが水中に潜る(落ちる)シーン。歴代バットマン映画の中で、バットスーツを着たまま水中に入るシーンがあるのはこの2作だけだ。

リドラーが映像に初登場したのは、60年代に放送された実写TVドラマ『バットマン』(1966年)。
ドラマ版が日本で放送された際、リドラーはナゾラーという名前になっていたこともある。ドラマ版は明るくポップな世界観で話が進むので、物語の質感は『THE BATMAN-ザ・バットマン-』と真逆だが、また両者には面白い共通点が存在するのだ。また今作でアンディ・サーキス演じるアルフレッドが郵便爆弾をくらうシーンをよく見ると、部屋の中にシェイクスピアの胸像があることがわかる。

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