TikTokクリエイター・しんのすけ×荒木啓子ディレクターが語りつくす! 「PFFアワード」の魅力と未来
の授賞は、学科内に留まらず、大学全体の大きなニュースとして扱われていましたし。
荒木去年グランプリを受賞した『ばちらぬん』の東盛あいか監督も、京都芸術大学の後輩にあたりますよね。実は『ばちらぬん』がグランプリをとって「やったな」って思ったんですよ。こういうタイプの作品って見たことある人は少ないだろうし、劇場公開も決まりましたから。
PFFアワードは“才能に出会える”場
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今年のPFFアワード全16作品
しんのすけまさに“才能に出会える”場としての魅力が、PFFアワードにはありますよね。数多くの監督を輩出した歴史もあるし、会場に足を運ぶファンの中にも「自分も新しい才能を応援したい」という、ある種の“推し活”が楽しみ方のジャンルにもなっている。そうやって、映画祭を支えるファンの存在は確かにありますよね。
荒木去年、エンタテインメント賞(ホリプロ賞)と映画ファン賞(ぴあニスト賞)をダブル受賞した『愛ちゃん物語♥』や、観客賞の『距ててて』は、まさにそうかも。
しんのすけそういう出会いって、一般的な商業映画ではなかなか生まれない感覚ですよね。
荒木でも、今は映画制作を取り巻く環境もどんどん厳しくなっているでしょ?どういう映画祭でなければいけないのか。