2022年9月9日 17:00
TikTokクリエイター・しんのすけ×荒木啓子ディレクターが語りつくす! 「PFFアワード」の魅力と未来
それを考えることが、いつの間にか仕事になっている面もあって。
映画って、音楽や小説と違って、成果が見えづらいし、成功したと認められるプロセスも違う。いわば、最も不安な仕事なんですよ、映画監督って。それでも「映画を作っていいんだ」と思ってもらえるよう、監督たちにどうやって寄与できるか。なにか力を貸せないかと考える。
それ以外のこと……、例えば、映画祭を大きくするとか、そういうことは目標ではないし、考えてもいないんです。強いて言えば、作ったものを、ちゃんと誰かに観てもらえるということだけが役割なのかなって。
しんのすけコロナ禍もあって、みんなが同じ空間に集まるということの価値が、今まで以上に大きなものにもなっていますもんね。
スクリーンで上映されて、誰かの反応が返ってくるという感覚は、確実に作家のテンションに直結するし、次回作を作ろうと思えるはず。PFFアワードに応募すれば、その可能性があるわけですから。
大切なきっかけ作り。でも「選ぶのって、本当に難しい」
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荒木啓子ディレクター
しんのすけTikTokで映画を紹介していて思うんですが、今はある種のお墨付きというか、レコメンドがないと、お客さんも映画を観ようって気持ちにならない。