2021年12月17日 12:00
“ダンス・シアター”『Le Tambour de soie 綾の鼓』(あやのつづみ)上演―この鼓が鳴れば思いを叶えてあげましょう―
三島由紀夫はヨシさんの親友でしたし、ジャン=クロードにとってもこの作品が最後となりました」とコメント。また「この作品で私たちが興味を持っているのは、若いままでいたいため、老人の愛を受け入れることができない女性と、恋をすることで若くなっていく老人との間に起きる物語です(抜粋)」とも。
一方、笈田は「三島由紀夫さんは日本演劇の古典を大事にされていました。1950年代には数々の能楽の作品を元にして、近代能楽集をお書きになり、それは今でもヨーロッパのあちこちで上演されています。それからもう 70 年が過ぎました。僕は先生にちなんで近代能楽集ならぬモダン能を21世紀のお客様にお見せしたいと思いました(抜粋)」と明かしている。
伊藤と笈田の身体を通して表現される、かなわぬ恋の物語をぜひ体感してほしい。なお演奏・出演は、矢吹誠からSPACの俳優・吉見亮に変更。
矢吹による音楽を一部再構成のうえ上演される。
文:伊藤由紀子
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