くらし情報『山之内すずが『Immersive Museum OSAKA』を体験! 「自分自身が作品の一部に」』

2023年7月6日 13:00

山之内すずが『Immersive Museum OSAKA』を体験! 「自分自身が作品の一部に」

絵画の細部まで大きく映し出されるので、ドガの『踊り子』ではダンサーの筋肉の筋までが見えるようだ。

山之内すずが『Immersive Museum OSAKA』を体験! 「自分自身が作品の一部に」


次に、一筆書きのペインティングを施しているように、鮮やかだったり淡かったりする色、色、色が会場全体を埋め尽くす。『印象派の技法』では、印象派の特徴でもある鮮やかな絵の具を分割し、スケールを変えてみせることで画家たちの制作過程を味わう気分になれる。「私は絵を描くのは苦手で、そのコンプレックスを克服している最中なんですが、学生時代に習った描き方と全然違う。もっと自由に描いていいんだと。色の使い方が画家によって違うので、自分の中の色彩感覚をゼロにしてもいいですね」と山之内も感嘆する。
山之内すずが『Immersive Museum OSAKA』を体験! 「自分自身が作品の一部に」


日本でも多大な人気を誇るモネの代表作『睡蓮』では、淡い色の睡蓮の花びらが雲のように散ったり、足元にボワッと浮かんだり、クラゲのようにユラユラと揺れたりする。静止絵画では体験できない面白い感覚だ。山之内が「全編を通して30分ですが、気が付いたら時間が経ち、平衡感覚がなくなる不思議な感じを味わえました。おすすめの場所は壁際で、壁際の画面の真下に立つと絵画がグワーッと迫ってきて、真っすぐに立っていられないですよ」と教えてくれた。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.