奇想天外でエネルギッシュ! 舞台『劇走江戸鴉~チャリンコ傾奇組~』ゲネプロレポート。井上瑞稀、橋本涼コメントも到着
花道を疾走、宙乗りまで見せるデコチャリの迫力、臨場感は前評判以上、もちろん、アクロバティックで激しい立ち廻り、ダンスに笑いのエッセンスも満載だ。主宰する劇団扉座のみならず、脚本を手がけた『スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピース』などで多くの観客を魅了した横内ならではの、ユニークでパワフル、ついほろりとさせられる舞台。新橋演舞場ののち、大阪・松竹座へと続くロングラン公演に、注目が集まる。
取材・文:加藤智子
(自転車の宙乗りでは)「ぜひ役名を呼んで」井上瑞稀、橋本涼コメント
■井上瑞稀 コメント
いよいよ幕が開くことを嬉しく思います。約1カ月半の稽古期間の中で、所作や言葉遣いなど初めてのことに苦戦することもありましたが、成長を実感しながら楽しく稽古を重ねてきました。時代劇的な背景ではありますが、視覚的にも楽しめる場面が多く、幅広い世代のお客様に楽しんでいただけると思います。大人数での殺陣の迫力や自転車の宙乗りは圧巻です。皆様にもぜひ役名を呼んでもらえたら嬉しいです。
ロングランになりますが、怪我に気をつけて最後まで全力で走りきります!
■橋本涼 コメント
事務所主催ではない舞台への出演は今回が初めてということもあり、新鮮かつとても充実した稽古期間になりました。