くらし情報『片岡仁左衛門「悔いのない年でありたいと思います」 玉三郎と18年ぶりの『与話情浮名横櫛』』

2023年4月1日 12:00

片岡仁左衛門「悔いのない年でありたいと思います」 玉三郎と18年ぶりの『与話情浮名横櫛』

片岡仁左衛門


いよいよ4月2日(日) に開幕する歌舞伎座「鳳凰祭四月大歌舞伎」の夜の部で上演される『与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)』。2022年6月、歌舞伎座「六月大歌舞伎」第三部での上演予定が延期となり、待望の上演となる本作で、実に18年ぶりに坂東玉三郎と共に「与三郎」と「お富」という配役で挑む片岡仁左衛門に話を聞いた。

『与話情浮名横櫛』は「お富与三郎(おとみよさぶろう)」「切られ与三(きられよさ)」などの通称で知られる世話物の代表的演目のひとつ。江戸の大店・伊豆屋の若旦那与三郎と、木更津の顔役・赤間源左衛門の妾で元深川芸者のお富が出会い、ひと目惚れをする。ふたりはやがて深い仲となるが、源左衛門に関係を知られたため、与三郎は顔も身体も斬りつけられ瀕死の重傷を負い海に投げ込まれる。源左衛門から逃げたお富も海に身を投げるが……。

全てを上演すると九幕十八場の長い芝居だが、現在では「見染(木更津海岸見染)の場」と「源氏店(げんじだな)の場」のみ上演されることが多い。今回はあまり上演されない「赤間別荘の場」も上演される。
その意図を「『歌舞伎ってわからない』『わからないから観ないんです』という方が多いんです。

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