くらし情報『日本橋に春の訪れを告げる『三井家のおひなさま』展、3年振りに開催』

2023年1月27日 12:00

日本橋に春の訪れを告げる『三井家のおひなさま』展、3年振りに開催

内裏雛 三世大木平藏製 明治28年(1895) 三井記念美術館蔵


2023年2月11日(土・祝)より、三井記念美術館では、『三井家のおひなさま』展を開催する。三井家の夫人や娘が大切にしてきた人形やひな道具を展示する同展は、2019年の開催中に新型コロナ感染症の影響で中止されて以来、実に3年ぶりとなる展覧会だ。
今回紹介されるのは、北三井家十代・高棟(たかみね)夫人の苞子(もとこ)(1869–1946)、十一代・高公(たかきみ)夫人の鋹子(としこ)(1901–1976)、高公の娘・浅野久子氏(1933-)、そして伊皿子三井家九代・高長夫人の興子(おきこ)(1900–1980)旧蔵のひな人形。
旧富山藩主・前田家出身の苞子や、旧福井家藩主・松平家出身の鋹子らが実家から持参した旧大名家のひな人形のほか、昭和9年、京都の老舗・丸平大木人形店・五世大木平藏が制作した、浅野久子旧蔵、御殿付きの「紫宸殿雛人形」など、華やかなひな人形の数々が並ぶ。
なかでも一人娘だった久子のために特注された段飾りは、幅3メートルにもなる豪華なもの。同展では、近年まで浅野家で実際に行われていた段飾りを再現して展示する。
ちなみに三井家のひな人形やひな道具は、苞子のものは「巴印」、興子のものは「球印」

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