くらし情報『大竹しのぶ、『女の一生』での10代の場面は「心でやりたい」』

2022年10月18日 04:00

大竹しのぶ、『女の一生』での10代の場面は「心でやりたい」

でも、あまり作ったりしないで、心で見てもらおうと思っています」と語った。

大竹の言葉に段田は「映像では無理ですが、舞台では十分に堪えてます」と擁護(?)。大竹は、段田らが学生服姿を舞台で見せることを明かし、段田は「私と高橋克実の学生服姿は怖いですよ(笑)。それだけでも見る価値があります!」と語ったが、大竹は「価値はないと思う(笑)」とバッサリ斬り捨て笑いを誘っていた。

大竹しのぶ、『女の一生』での10代の場面は「心でやりたい」

段田安則
杉村春子が生涯947回にわたり、けいを演じたが、今後の目標回数などを尋ねられた大竹は「ないです」と即答。「杉村さんのように900回……となると100歳くらいになっちゃう(笑)。とにかくこの公演を最後までやれれば」と語る。

そして、布引けいの「私の一生はこれからだと思う。
新しい歴史の中に私も入っていくんだ」というセリフを引用しつつ「前向きなけいは素敵だなと思うし、ふり返ることなく、前を向きながら進むのが人生だと思うので、ふり返るヒマもないって感じで生きています」と語っていた。

「女の一生」は10月23日より新橋演舞場にて開幕。10月27日より京都・南座、11月18日より博多座にて上演。

取材・文・撮影:黒豆直樹

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