くらし情報『東京バレエ団×金森穣『かぐや姫』全3幕がいよいよ上演 リハーサル&会見レポート』

2023年10月13日 18:00

東京バレエ団×金森穣『かぐや姫』全3幕がいよいよ上演 リハーサル&会見レポート

東京バレエ団×金森穣『かぐや姫』第3幕リハーサルより Photo:Shoko Matsuhashi

Photo:Shoko Matsuhashi



東京バレエ団が、振付家・金森穣を演出・振付に迎えて送る新作グランドバレエ『かぐや姫』。2021年春にクリエーションを開始し、同年秋に第1幕、今春に第2幕を初演、と少しずつ披露されてきた本作が遂に今月、第3幕を加えた全幕バレエとしてのヴェールを脱ぐ。公演に先立ち、第3幕の通し稽古が公開された。


東京バレエ団×金森穣『かぐや姫』全3幕がいよいよ上演 リハーサル&会見レポート


ドビュッシーの《ビリティスの歌》より第7曲〈無名の墓〉が流れる中、かぐや姫(秋山瑛)が雪を見つめる幻想的な場面から、金森穣版『かぐや姫』の第3幕はスタートする。やがて彼女が眠りに就くと、光の精たちが厳かに登場。隊列をなし、かぐや姫を連れ去ろうとする。そこへ道児が現れ、光の精越しにかぐや姫と見つめ合う。互いの姿を追い求める恋人たち。展開する踊りを通して、人間の感情を持つふたりと、持たない精たちの対比も浮かび上がる。帝(大塚卓)、大臣(宮川新大、池本祥真、樋口祐輝、安村圭太)も姿を見せ、入り乱れていく。

東京バレエ団×金森穣『かぐや姫』全3幕がいよいよ上演 リハーサル&会見レポート

東京バレエ団×金森穣『かぐや姫』全3幕がいよいよ上演 リハーサル&会見レポート

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夢から醒めたかぐや姫のもとを、翁(木村和夫)が訪れる。かつては素朴だったが今では俗欲にまみれている翁は、かぐや姫を大臣の誰かに娶せようとし、従おうとしないかぐや姫に対して暴力的な態度に出る。

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