2021年5月18日 12:36
平方元基×ウエンツ瑛士×笹本玲奈『メリリー・ウィー・ロール・アロング』開幕!
撮影:岩田えり
ブロードウェイミュージカル『メリリー・ウィー・ロール・アロング』~あの頃の僕たち~が5月17日に新国立劇場 中劇場で初日を迎えた。
現代ミュージカル界の巨星スティーブン・ソンドハイムが作詞・作曲し、 大女優マリア・フリードマンの演出で英国最高峰オリビエ賞を受賞した本作。初演から40周年となる『メリリー・ウィー・ロール・アロング』の日本バージョンを平方元基、ウエンツ瑛士、 笹本玲奈、昆夏美、今井清隆、朝夏まなと、岸祐二、上口耕平、渚あき、中別府葵、宮原浩暢ほか、ミュージカル界最高の布陣で届ける。
平方演じる主人公は、作曲家としてブロードウェイで頭角を現し、ハリウッドの映画プロデューサーに転身した後に大成功を収めたフランク。 彼は40歳にしてロサンゼルスの高級住宅地に豪邸を構え、アメリカンドリームの体現者として周囲からもてはやされていた。 しかし、当の本人は今の生活を空虚に感じ、思い出すのは若き日を共に駆け抜けた無二の親友だったチャーリー(ウエンツ)とメアリー(笹本)のこと、そしてこれまでの日々。結果が先にあり、その要因となったエピソードを後から追っていくことで、フランクの自問として幾度も歌われるフレーズ「なぜここに来た?」