ディーン・フジオカ「大変嬉しく、光栄です」 『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』2022年公開決定
イギリスでは新しく墓を作る際に「最初に埋められた死人は天国に行けずに墓地の番人となる」という迷信がある。そこで、人間は最初の生贄として、魔物と嫌われていたブラックドッグを選んだのだ。裏を返せば、人間たちの身勝手さに黒犬たちは哀しき運命を背負わされたのだ。映画ならではのスケール感で、ヘビー&ホップな世界をお届けしたい。ディーンさん、岩田さんには、昨日まで(TVドラマ)のことは忘れてくれ、新たなストーリーが始まる。とだけ、伝えました。
太田大(プロデューサー)コメント
このたび、連続ドラマとして放送した「シャーロック」を映画という形で再びお届けできることとなり光栄です。ドラマ版で制作してきた“語られざる事件”をもとにした独自の解釈版を飛び出し、映画というスケールを鑑みて、“シャーロック・ホームズ”シリーズの中でも金字塔と呼ばれる「バスカヴィル家の犬」を原案とした作品作りに挑みました。
呪われた一族とこの世のものと思えない魔犬の存在が印象深い原作の世界観を継承しつつも、現代日本に置き換え、全てのシーンを疑わざるを得ないようなスリリングで背筋が凍る事件を配する一方で、数奇な運命を辿った美しきヒロインを軸に、人間関係が複雑に絡み合う、哀しくも見応えあるヒューマンドラマが展開されます。