くらし情報『GLIM SPANKYが“幻想的な世界観”で魅了した『Velvet Theater 2023』オフィシャルレポート』

2023年11月9日 21:00

GLIM SPANKYが“幻想的な世界観”で魅了した『Velvet Theater 2023』オフィシャルレポート

と松尾が紹介したキーボードの中込陽大、GLIM SPANKYの二人と兼ねてから交流のある同世代の売れっ子ドラマーで、サイケデリックという共通のルーツを持つ大井一彌(DATS / yahyel)。映像は『Velvet Theater』だけでなく『フジロックフェスティバル』などにも帯同していた、GLIM SPANKYのサイケデリックな世界観の演出には欠かせないOverLightShow~大箱屋~の大場雄一郎とVJ石榴が担当した。まさに盤石。松尾と亀本の精神の奥深くから湧き上がるイマジネーションがビッグなスケール感で鳴らされる。ステージ奥ビッグなスクリーン。そこに、60年代のリキッドライトを踏襲しつつ独自の技法でアナログの可能性を突き詰める大場と、デジタルからレトロもモダンも捉えた石榴のアシッドな映像が映し出され、バンドのサウンドに輪をかけて没入感とトリップ感を煽っていた。メンバーが静かに登場し、1曲目は「Velvet Theater」。アーシーなサイケデリックロックからブリッジでテンポアップして超自然的なサウンドスケープへ。
そこからテンポを戻して亀本の泣きのギターソロに繋がる流れがたまらない。

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