2021年10月13日 12:00
小泉今日子×上田ケンジ、盟友ふたりの新ユニット「黒猫同盟」が2021年に始動した理由
そういうのをイメージしていました。で、届く気がしたんだよね。
上田:うん。
小泉:配信ライブも……ドラマの影響もあって、高校生とか大学生のファンの方もけっこういるんですけど、「お母さんも好きだったって知らなかった、一緒に観ました」とか、そんなふうにつながったりして。そんなふうに、ひとりでも、ふたりでも、少し心が楽になる一瞬があるんだったら、私たち、生きてる意味があるね、っていう。そんなふうに気づいて、そんなふうな活動を、その頃から始めて、今も続けているアーティスト、多いような気がしています。
――黒猫同盟でも配信ライブをやるんですよね。どんな編成なんですか?
上田:ドラムふたり、ギターがふたり、キーボードがひとり、僕はウッドベース。
パーカッションとか、おもしろい音がする楽器をたくさん置いて、楽しいライブになると思います。今、ひとりで練習してるんだけど、歌うパートが多いから。ウッドベースでソロをとりながら、歌を入れるのが難しくて。メンバーに「歌える?」「口笛吹ける?」とかきいてるんだけど、口笛吹ける人が少なくて。
小泉:私、吹ける。
上田:あ、やってもらうかもしれない(笑)。
Text:兵庫慎司Photo:岩澤高雄
【ライブ情報】
黒猫同盟 UNDEUX!! <配信ライブ>
10月27日(水)