2022年6月15日 15:40
「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」3年ぶり現地開催 寺島しのぶが国際コンペ審査委員長を務める
熱量のある映画に出合えることを期待しています。(出品者は)言い方は悪いかもしれないですが、この映画祭を利用し尽くして、どんどん伸びてほしい」と意気込みを語った。
国内コンペティションには長編6作品、短編8作品がノミネート。荒削りだが、監督たちがやりたいことを詰め込んだ、趣もジャンルも異なる意欲作が集まった。若手映像クリエイターの登竜門として、過去には『死刑にいたる病』の白石和彌監督、『浅田家!』の中野量太監督、『さがす』の片山慎三監督など、日本映画界をけん引する監督を多く輩出しており、次世代を担う新たな才能誕生に期待が集まる。
一昨年、昨年はコロナ禍の影響でオンライン開催となったが、今年は3年ぶりの現地開催が実現。オンライン配信も継続し、スクリーン上映とのハイブリッド形式で、世界中の若手監督による意欲作を発信する。オープニング上映は、本映画祭に縁が深い磯部鉄平監督の『世界の始まりはいつも君と』。
また、ウクライナ支援を目的に、過去の国際コンペティションに選出されたウクライナ作品『この雨は止まない』『ラブ・ミー』の2本をリバイバル上映し、本企画で得た収入は人道支援に役立てられる。会見には寺島、芦沢氏をはじめ、大野元裕(SKIPシティ国際映画祭実行委員会会長/埼玉県知事)