2023年5月29日 12:00
高橋一生・飯豊まりえのバディがパリへ「ジョジョの黄金の精神はとても勇気づけられるもの」
撮影:映美
「ヘブンズ・ドアー! 今、心の扉は開かれる」
高橋一生演じる人気漫画家・岸辺露伴が、人の心や記憶を本にして読み、指示を書き込むことができる特殊能力を発動する際に言うこのせりふにゾクッとさせられながらも、ワクワクが止まらない人も多いだろう。
荒木飛呂彦による傑作漫画「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズのスピンオフ「岸辺露伴は動かない」の同名実写ドラマは、第1期の2020年から第3期の2022年まで放送された人気シリーズ。同漫画の人気エピソードのひとつ「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」は、国内外の漫画家が参画するフランス・ルーヴル美術館のバンド・デシネプロジェクトのために、2009年に荒木が描き下ろした読み切り作品だ。
同作を原作に、怪異に遭遇する露伴役の高橋一生、露伴の担当編集・泉京香役の飯豊まりえなどドラマのキャストとスタッフが再集結し、実写化した映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』が、5月26日より公開中だ。
物語は、「この世で最も黒く、邪悪な絵」の謎を追い、露伴がルーヴル美術館を訪れるサスペンスだ。これまでドラマでは描かれなかった、露伴の知られざる過去が明かされる。高橋と飯豊に、話を聞いた。