くらし情報『渡部玄一、水夏希、佐賀龍彦が語る「新しい試み」『クララ-愛の物語-』』

2021年7月13日 17:00

渡部玄一、水夏希、佐賀龍彦が語る「新しい試み」『クララ-愛の物語-』

左から渡部玄一、水夏希、佐賀龍彦 撮影:源賀津己

撮影:源賀津己



2019年12月に初演され好評を得た、ストーリー・コンサート『クララ-愛の物語-』が再演される。本作は、読売日本交響楽団のチェリスト渡部玄一が生み出した、クラシック演奏×朗読という構成が魅力の作品。今回、演奏は岡田愛(ソプラノ)、枝並千花(ヴァイオリン)、渡部玄一(チェロ)、島田彩乃(ピアノ)の4名、朗読はふたり(水夏希&佐賀龍彦[LE VELVETS]/伊波杏樹&渡辺大輔)で上演される。

ドイツの天才作曲家ロベルト・シューマンとヨハネス・ブラームス、彼らを愛し支えたクララ・シューマンの物語を、彼らが生み出した音楽と共に聴かせる本作について、作・演出の渡部玄一、水夏希&佐賀龍彦ペアに話を聞いた。

自分のことのようにクラシック音楽を楽しんでほしい

――最初に少し初演について伺いたいのですが、渡部さんと、初演にも出演された水さんはいかがでしたか?

渡部音楽家の仲間も観に来てくださったのですが、「すごくよかった」と言ってくれて、その後、彼らのコンサートでも「監修してほしい」と相談されました(笑)。新しい試みの舞台様式をつくりたいと思っているので、今回再演できることも非常に嬉しく思っています。

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