2022年10月3日 07:00
東京公演間もなく開幕! 安田章大の○○気質がキャラに乗る、『閃光ばなし』黒木華×片桐仁インタビュー
9月26日に京都・ロームシアターにて開幕、10月8日より東京公演がスタートする安田章大(関ジャニ∞)主演の『閃光ばなし』。
脚本・演出を福原充則が手がける本作は、不条理の中で正義を模索する兄妹の物語。終戦後、高度成長期の日本を舞台に、あと先考えず権力へ立ち向かう人々の姿が描かれる。安田は、父親から受け継いだ小さな自転車屋を営む兄・佐竹是政役。その無鉄砲な妹・佐竹政子にキャスティングされたのは、福原組初参加、安田とは初共演となる黒木だ。片桐は、政子の夫・柳英起に扮する。
自分たちの暮らす街を分断する巨大な用水路を何とかしようと、渡し船代わりのバイクタクシー会社を始めた兄妹。そんな彼らの前に、自ら率いるバス会社の利用客を増やそうとする会長(佐藤B作)、バス会社に利益が流れる政治活動に熱心な区の議員(みのすけ)らが立ちはだかって──。
共演の黒木華、片桐仁が現在進行形の想いを語った。
安田くんの懐の深さ、面倒見のよさが是政のキャラに乗っている
──台本を拝読して、「プラスでもマイナスでもいい、ゼロから離れて生きていたい」という公演キャッチコピーは政子のセリフだと知りました。黒木さんはそういうセリフを発する政子の人物像を、どのように受け止めていらっしゃいますか?
黒木『閃光ばなし』に登場する女性はみんな強いんですよね。