【ライブレポート】ROTH BART BARON、ツアーファイナルでTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT「世界の終わり」演奏
同じく、照明も1曲ごとにさまざまに変化し、その曲の世界を表現していった。
セットリストは、本編18曲、アンコール3曲、ダブル・アンコール1曲の、全22曲。『8』からは、10曲の収録曲のうち、「Krumme Lanke」以外の9曲が演奏された。
なぜ「Krumme Lanke」だけやらなかったのか、という理由が、終演後に、スタッフ用のセットリストを見て、わかった。当初は9曲目に「Krumme Lanke」をやるつもりだったが、本番で別の曲に差し替えたからだ。
1曲目の「Kid and Lost」から8曲目の「BLOW」までを、曲間なしで立て続けに演奏し、フロアがステージに向ける集中力を上げ放題上げておいてから、この日初めて曲間を空けてMCをはさむ三船雅也。彼以外のメンバーは、いったんステージを下りる。
そして、アコースティック・ギターを抱えた三船雅也が、「いつもはアルバムの曲をやるんですけど、先輩の曲をやります」と言って歌い始めたのは、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTの「世界の終わり」だった。
アコギ一本でゆっくりと奏でられ、三船雅也の声でそっと歌われる「世界の終わり」