【ライブレポート】ROTH BART BARON、ツアーファイナルでTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT「世界の終わり」演奏
アンコールでまず、画面いっぱいに広がった大きな月の前で「月に吠える」を歌い終えた三船雅也は、ROTH BART BARONの夏の恒例イベント「BEAR NIGHT」を8月4日(日)にLINE CUBE SHIBUYAで行うことを発表する。
そして、幻想的で壮大な「dying for」と、賛美歌のようでもあれば鎮魂歌のようでもある「NIN / GEN」を続けてプレイし、またステージを去った。
なお、前述したスタッフ用のセットリストを見て、もうひとつわかったのは、このあとに行われたダブル・アンコールは、完全に予定外だった、ということだ。そのセットリストには、入っていなかったので。
客電が点いても手拍子が鳴り止まない。それに応えて、というか、応えるしかなくなって、ステージに上がった三船雅也は、アコースティック・ギターを抱えながら、「ヤベえ、何も考えてねえ、どうしよう」と呟いてから、「♪ラーラーラーラーララーラーラー」と「鳳と凰」を歌い始めた。
彼の歌とギターに、オーディエンスがハンドクラップで追随し、すぐに御船&オーディエンスの合唱になり、そこに西池達也のピアノが寄り添い、三船雅也のカウントでバンド全員の音が一斉に加わって、曲が始まる。