くらし情報『『翻訳できない わたしの言葉』東京都現代美術館で 「ことば」に関わる作品を発表する5人のアーティストによるグループ展』

2024年4月2日 11:30

『翻訳できない わたしの言葉』東京都現代美術館で 「ことば」に関わる作品を発表する5人のアーティストによるグループ展

ユニ・ホン・シャープ《Répète | リピート》2019 年


人は皆、それまで蓄積されてきた経験のなかから自身の言葉「わたしの言葉」を育んでいる。誰かのことを知ることは、その人の「わたしの言葉」をそのまま受けとろうとすることから始まるのではなかろうか——そうした思いを出発点として「ことば」について考えるグループ展が、4月18日(木)から7月7日(日) まで、東京都現代美術館で開催される。
参加するのは、様々なかたちで言葉に関わる作品を発表している5人のアーティストたちだ。日本とフランスの2拠点で活動し、第一言語ではない言葉と向き合いつつ、アイデンティティの不安定さや多重性、記憶の持続をめぐる新しい「語り方」を探るユニ・ホン・シャープ。
日本列島北部周辺の先住民族であるアイヌとして、アイヌという存在自体の否定や、ステレオタイプや理想の押し付けに直面しながらも、個人として言葉を紡ぎ続けているマユンキキ。
『翻訳できない わたしの言葉』東京都現代美術館で 「ことば」に関わる作品を発表する5人のアーティストによるグループ展

マユンキキ《Siknure – Let me live》2022 年、Ikon ギャラリー(バーミンガム)での展示風景 Photographer Stuart Whipps, courtesy of Ikon Gallery.
3歳半で失聴し、音声日本語を母語として育つも、今は視覚言語である日本手話を第一言語として、複数言語の「ゆらぎ」

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