【『スリル・ミー』キャスト対談第1弾】 田代万里生×新納慎也 ~“真実の愛”を描くおっさんずラブ(!?)ペア~
新納ええ~? ありがとう(笑)。万里生はやっぱり、醸し出される“貴族感”だよね。この人、絶対育ちがいいんだろうなって思わせるような役は、僕にはどうあがいてもできない。それは本人の人柄でもあって、この人はピュアさが隠せないんですよ(笑)。ビジュアル撮影をしていた時も、「何そのポーズ!」「面白い!」とかずっと言っていて(笑)。
田代新納さんに会えて嬉しかったんです!(笑)
新納僕は役者には、どんな汚れ役であっても品が必要だと思ってるんですけど、万里生にはそれが最初から備わっていると思います。あとはやっぱり、安定した歌唱力。ミュージカルでは“喋るように歌う”ことが求められることもありますけど、譜面通りに歌ったほうが得というか、伝わりやすいことも多い。
万里生はさすが、そのチョイスの仕方が天才的だなと思いますね。
初演時とはまた違うふたりの『スリル・ミー』を 「どうか優しい目で観てください(笑)」(新納)
──そんなおふたりの今回の「私」と「彼」に、自分たちで“〇〇ペア”と名前をつけるなら…...?
新納……“おっさんずラブ”ペア(笑)。
田代やめてよ!(笑) 観ていただいたら、年齢は全く気にならないと思いますから。