くらし情報『尾上右近「今回の公演は表現の総合格闘技」 詩楽劇『八雲立つ』取材会開催』

2022年11月29日 12:40

尾上右近「今回の公演は表現の総合格闘技」 詩楽劇『八雲立つ』取材会開催

年末は、今年一番良い仕事をしたと言えるように、年始は、この舞台を越えられないと思うような舞台を努めたいと思います。
本作の衣裳は、歌舞伎の衣裳より軽く、非常に動きやすく、表現しやすい、ふくよかな着心地が印象的です。色鮮やかで形も様々で、衣裳が表現してくれる部分も非常に多いと思います。「総合芸術」という物を感じていただける舞台になるかと思います。
年末といえば格闘技のイメージがありますが、今回の公演は表現の総合格闘技となっておりますので、是非東京国際フォーラムへお越しください。

〈今年の振り返りと来年の抱負〉
歌舞伎座で大役をやらせていただくなど、お仕事に恵まれ、非常に幸せな1年でした。
また、責任を担いながらも楽しむということを実感した1年でございました。来年は、「右近」を名乗らせていただいておりますので、ウコン飲料系の広告に出させていただきたいな、という風に思っております(笑)。


■水夏希(イワナガガヒメ役)コメント
歌舞伎役者の方、舞踊家の方と一緒に日本舞踊を踊るのは非常に不安ですが、音楽や構成など今まで見たことの無いような、素晴らしい作品になると思います。宝塚時代に『スサノオ』という作品で八岐大蛇の役を演じましたが、まさか退団後、再び大蛇の役を演じることになるとは思ってもみませんでした。

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