2023年12月6日 20:00
舞台『ある都市の死』持田将史、小栗基裕、小曽根真のオフィシャルインタビュー到着
想像力を高めて臨みたいと思います」と作品への意気込みを語った。
物語の舞台であるポーランドへ視察も
ワルシャワの街
持田・小栗は、この作品を演じるにあたり、舞台であるポーランド・ワルシャワへ。ユダヤ人居住区域として詰め込まれたゲットーのエリアや旧市街、アウシュビッツ強制収容所も訪問した。
惨劇の傷跡を目の当たりにし、ふたりは「ここで何人もの命が奪われてしまったこと、その事実だけでも胸が苦しくなりました」と振り返り、「ポーランドの街には、ゲットーの壁の跡、銃撃戦の弾痕など、いたるところに戦争の記憶が残されていました。この悲劇を忘れないように、という意思とともに、破壊されて跡形もなかった建物を昔の写真や絵画をもとに再現し、こんなに美しい街を復興させたポーランドの人々のパワーも感じました」と語った。
現地では、瀬戸山とも合流し、地名や道の幅など、ワルシャワの空気を感じたり、ドイツ軍将校ホーゼンフェルトと出会った場所にも立ち、作品への理解をさらに深めた。
登場人物のひとりであり、『戦場のピアニスト』主人公の長男とも対面
左から)小栗基裕、クリストファー・W.A.スピルマン、持田将史
さらに、持田・小栗は、シュピルマンのご子息であるクリストファー・W.A.スピルマンと対面。