2023年5月9日 12:00
【ライブレポート】“結成から11年目のライブ” 『Omoinotake SPECIAL LIVE 2023 “SUEHIROGARI”』
と説明。「記念日にこんな最高なライブができて。たっぷり音を浴びてください!」という言葉に対し、客席からは大きな拍手が巻き起こった。
福島智朗(Ba)
爽やかで切ないメロディ、藤井の美しいファルセットが広がった「産声」。かけがえのない存在である“君”への思いを綴った歌、楽曲の主人公の心象風景を彩るようなホーンセクションが共鳴した「心音」。ライブが進むにつれて、このバンドの多彩な音楽性が重なり、美しい音のグラデーションへとつながった。
「路上時代から見てくださってる方の姿もあって。ずっと応援してくださってありがとうございます」(福島)
「感無量ですよ。
うれしいです、こんな素敵なところでライブができるのは」(冨田)
というトークの後は、「ここからしばし、ストイックな4人バージョンで楽しんでいただけたらと思います」(藤井)とOmoinotake+パーカッションの編成による演奏へ。巧みなリズムチェンジとコード進行とともに“歌”“音楽”に対する強い思いを描き出す「One Day」。藤井の弾き語りからはじまり、ダンサブルなサウンドへと移行した「彼方」。そして「今日はみんなで大きな声で歌える日だぞ!」