くらし情報『【ライブレポート】“結成から11年目のライブ” 『Omoinotake SPECIAL LIVE 2023 “SUEHIROGARI”』』

2023年5月9日 12:00

【ライブレポート】“結成から11年目のライブ” 『Omoinotake SPECIAL LIVE 2023 “SUEHIROGARI”』

(藤井)という言葉にリードされた「By My Side」では、曲の途中でシンセベースを取り入れるなど、エレクトロ・テイストの音像を表現。ルーツミュージックに根ざしつつ、現在進行形のポップスへと昇華させる彼らのセンスがはっきりと伝わってきた。

【ライブレポート】“結成から11年目のライブ” 『Omoinotake SPECIAL LIVE 2023 “SUEHIROGARI”』

冨田洋之進(Ds)
サックスの柳橋玲奈が加わった5人編成のコーナーでは、切なさ、憂いを色濃く反映した楽曲が続いた。特に心に残ったのは、ピアノと歌、〈行き交う人々水溜まりに映る/ぼやけた信号赤色のままで〉というフレーズからはじまった「モラトリアム」。どこにも行けない閉塞感と“君”に対する複雑な感情をダイレクトに映し出す藤井のボーカルはまさに絶品。Omoinotakeの音楽の軸にあるのは彼の歌だと、改めて実感させられた場面だった。

ここで再びホーンセクションが登場。「最初の4曲(「EVERBLUE」「So Far So Good」「産声」「心音」)はCD(原曲)にもホーンが入ってて、それを生でお届けして。
ここからは小西遼さん(CRCK/LCKS・象眠舎)にアレンジしていただいた、特別バージョンです。ここから本番くらいの気持ちでやりたいと思います!」

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.