くらし情報『杉咲花主演『朽ちないサクラ』──たどり着いたのは深い闇、それに抗うように咲く桜。【おとなの映画ガイド】』

杉咲花主演『朽ちないサクラ』──たどり着いたのは深い闇、それに抗うように咲く桜。【おとなの映画ガイド】

『朽ちないサクラ』 (C)2024 映画「朽ちないサクラ」製作委員会

(C)2024 映画「朽ちないサクラ」製作委員会



『孤狼の血』シリーズなどで知られる柚月裕子の警察ミステリー小説を映画化した『朽ちないサクラ』が6月21日(金)、公開される。県警、一般職の広報職員が殺人事件の謎を追う、というストーリー。主人公を演じるのは、『市子』で女優として新境地を切り開き、注目を集めた杉咲花。彼女の名前といい、タイトルといい、花めく感じだが、この映画、ドラマの展開に呼応するかのように、実にきれいな桜が効果的にバックに現れる。CGではなく、ロケ地に咲いていた本物の桜だ。思いもよらぬ展開に導かれ、この桜が映し出されるとき、いいようもない思いに包まれます──。

『朽ちないサクラ』

県警の広報課に勤務する事務職員が主人公のミステリーときいて、テレビの長時間ドラマなどでよくある、たまたま事件現場に居合わせた作家とかタクシー運転手、天才大学生が、シロウトながらに能力を発揮してしまう探偵系かと想像していたが、ちょっと違う。

杉咲花が演じる森口泉は、一般職採用の職員で、捜査は仕事ではない。
実は、やむにやまれぬ事情があり、ある思いに突き動かされるように、強い意思を持って事件を調査することになる。

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