日本を代表する彫刻家の内なる源泉に迫る 『舟越 桂 私の中にある泉』松濤美術館で開催中
舟越が描いたメモ
《板きれの人形》1985頃
アトリエの再現
舟越が社会は人物だけでなく、社会や人々のありかたそのものを真摯に見つめていることは、これらのような、日常の細やかな制作物などからも十分に伺える。
展覧会に展示された静謐な作品、そして温かみのあるメモや手作りおもちゃなどをしっかり見ていけば、舟越桂自身に迫ることができるはずだ。
取材・文:浦島茂世
【開催情報】
『舟越 桂 私の中にある泉』
12月5日(土)~1月31日(日)、渋谷区立松濤美術館にて開催
https://shoto-museum.jp/exhibitions/191funakoshi/