くらし情報『宇都宮美術館が開館25周年を記念し「時間」をテーマにコレクション展を開催 現代作家3名による新作展示も』

2022年9月16日 12:00

宇都宮美術館が開館25周年を記念し「時間」をテーマにコレクション展を開催 現代作家3名による新作展示も

大巻伸嗣《Echoes-Infinity 2018》「深みへ‐日本の美意識を求めて‐」展(ロスチャイルド館/パリ)での展示風景、2018年


2021年8月から改修工事のために休館していた宇都宮美術館が、9月25日(日)より、約1年ぶりに展覧会活動を再開する。改修後の初の展覧会『これらの時間についての夢』は、開館25周年を記念して、1997年の開館時から現在までに収蔵された名品を「時間」というテーマで多角的に紹介するもの。全館を使った、大規模なコレクション展となる。

宇都宮美術館は、20世紀以降の美術・デサイン作品を中心に約6,800点を収蔵し、例年3回のコレクション展を様々な切り口で開催してきた。今回は、同館の25年の企画展ポスターをまとめた年譜を導入部とし、記念すべき第1回コレクション展の再現展示で誕生時を振り返る。

続く展示もまた、コレクションの特徴をよく伝えるものだ。時間という目に見えないものに色と形を与えてデザインした時計やカレンダーの作品群は、デザインを収集の軸のひとつとしているこの館ならではのもの。また自然との調和を重視する館らしく、充実した風景画コレクションが一堂に会する。
また館を代表する作家マルク・シャガールの生涯を特集する展示も楽しみだ。

時間というテーマを設定したことで、これまでにない組み合わせの作品群と出合えるのも魅力だ。

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